ドローンの練習をする生徒たち

Distinctive Learning特徴的な川口高校での学び

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課題探究プログラム -未来への道-

奥会津課題探究プログラム

1~2年次の「総合的な探究の時間」を活用して、奥会津地方が抱える課題を解決するための活動に取り組んでいます。地域の方々や、各テーマを専門にされている講師の方々の協力を得ながら、奥会津地域がより良い地域になる様に積極的に挑戦しています。
また、⾃分を取り巻く環境や共に活動する仲間に⽬を向けることで、⾃分⾃⾝の在り⽅を探究していく活動でもあります。


からむし織体験の様子

活動テーマについて

私立武蔵高校の生徒たちとの交流

【医療班】奥会津の”医療の教科書”をつくる

地元で活躍する⽅のご講演を伺うことを中⼼に、奥会津の魅⼒や課題について理解を深めます。

奥会津地域の医療について、東京都の高校生たちとの相互交流も交えながら、医療の教科書づくりを行っています。

  • オンラインを用いたゲスト講話
  • 東京都の私立武蔵高校との相互交流
  • 奥会津地域の方々に向けた医療の教科書づくり
地域の方たちに向けて体操指導

【健康班】地域の方に向けた体操教室&体組計測定会

地域の方々の健康維持にとって重要な役割を果たす体組計測定と地域のイベント「こまどり学級」での体操指導を行っています。自分たちで体組計が使えるようになるだけではなく、地域の方々がより体操に取り組みやすいように、体操指導の動画づくりにも取り組んでいます。

  • 地域の方々の体組計測定
  • こまどり学級での体操指導
  • 体操の動画づくり
地域産業の体験

【地域振興班】金山町について知る、自分を知る

奥会津地域のフィールドワークや体験活動を通して地域の魅力や課題を探究しています。また様々な自分を知るワークを通して、関心を探ったり、自分なりの形で地域振興を考えていきます。

  • 奥会津地域のフィールドワーク&インタビュー
  • 特産を活かした商品開発、イベント企画
  • 自分について考える「自分探究」

今後の活動について

令和3年度より、1年次〜2年次にかけての2年間でのプログラムとして実施しています。

奥会津地域をフィールドに、魅力や課題について考えながら探究していきます。

豊かな⾃然と⽂化を持つ⾦⼭町と、地域との距離が近い川⼝⾼校。
両者の良さを最⼤限に⽣かした、川⼝⾼校だからこそできる学びの時間です。

福祉に関する専門の授業

福祉について

本校のある金山町は、約2000人が生活する自然豊かな町です。
他方、高齢者の割合が高く、高齢者福祉が大きな課題となっている地域であるともいえます。

そうした中にあって、本校では福祉に関する専門の授業を行っており、以下のような科目を選択科目として設定し、福祉について学んでいます。

福祉関連の科目と履修学年・単位数

「介護職員初任者研修」の実施

上記の科目を選択した生徒を対象に、本校では標記の研修を実施しています。

平成7年より実施しており、これまで数多くの生徒が修了し卒業しました。

知識習得のための講義や地元の特別養護老人ホームでの実習を通して、福祉に関する知識や技術を幅広く学習します。
こうした授業、研修を受け、福祉関係の仕事に就く生徒も毎年います。

実施有中の生徒たちの様子 実施有中の生徒たちの様子 実施有中の生徒たちの様子

ドローンを使った学び

なぜドローンを使った学びを行うのか

近年、企業や組織だけでなく個人でも、ドローンを使った撮影が一般化し、その映像はテレビやYoutubeなど幅広い分野で活用されています。

また雪深い山など人の立ち入りが困難な場所の調査、災害発生時の救助や火災発生時の消化活動、水難事故・山岳救助などへの活用も期待されています。

日本政府も、2022年にドローン操縦の遠隔操縦に免許制度を設ける方針を固めるなど、今後多岐にわたる成長が期待されている分野です。

都市部と異なり、自由にドローンを飛ばせる区域が広いという金山町の利点を生かし、川口高校では、今年度より生徒たちがドローンを使用した地域探究学習に挑戦しています。

ドローン操縦を体験する生徒たち

具体的な取り組み

  • ドローンで空中から町を撮影して金山町のPR活動を行っています。
  • 希望者は放課後にドローンの操縦体験ができます。
ドローン操縦を体験する生徒たち
かぼまる